MacのFinderはとても使いにくいです。
Finderを使いやすく快適に操作できるようにするための設定方法を解説していきます。
Macを新しく買ったり、アカウントを新しく作った時にすぐに設定を変更できるように備忘録として記録しておきます。
特にWindowsユーザは、Finderがとても使いにくいと感じてしまいます。
Windowsユーザでも使いやすい設定となっているので是非参考にしてみて下さい。
MacのFinerを使いやすくするための設定方法
1. Finderにパスバーを表示する
フォルダの階層を表示させる方法です。
フォルダーをいくつも作っていくと、今見ているファイルがどのような階層になっているか分かりづらくなってきます。
そんな時に、フォルダーの階層が表示されていると一目瞭然になります。
- 画面上のメニューから「表示」をクリックして「パスバーを表示」を選択する

Finderの下にフォルダの階層が表示されるようになります。

パスバーより、iCloud Driver → 書類 → finderというフォルダー構成になっていることが分かります。
ファイルパスをコピーするショートカットキーをご紹介します。

2. ステータスバーを表示する
ステータスバーを表示すると、ファイルの数やストレージの空き容量などが表示されます。
- 画面上のメニューから「表示」をクリックして「ステータスバーを表示」を選択する

Finderの下にステータスバーが表示されるようになります。

ファイル数が3つ
iCloudの空き容量が3.17GB空いていることがすぐに確認できます。
3. ファイルの拡張子を表示させる
ファイル名の拡張子を表示させる方法を解説します。
- 画面上のメニューから「Finder」をクリックして「環境設定」を選択する
- 「詳細」タブをクリックし「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックを入れる

これで全てのファイルの拡張子が表示されるようになります。
4. フォルダとファイルに分けて表示させたい
Finderのデフォルトでは、フォルダーとファイルがごっちゃになって表示されてしまいます。

フォルダーとファイルを分けて表示されるように設定していきます。
- 画面上のメニューから「Finder」をクリックして「環境設定」を選択する
- 「詳細」タブをクリックし「名前順で表示しているウィンドウ」にチェックを入れる


フォルダとファイルでまとまって表示されるようになりました。
5. プレビューを表示させる
プレビューを表示させると、ファイルを開かなくてもファイルの中身を確認できるようになります。
- 画面上のFinderメニューから「表示」をクリックし「プレビューを表示」を選択する


ファイルを開かなくても中身をチェックできるので手間が省けます。
ファイルの作成日、変更日、サイズなど詳細情報も確認できます。
6. 新規Finderウィンドウを開いたときのデフォルト表示項目を設定する
Finderをもう一つ新規に開きたい場合のショートカットはcommand
+ N
です。
そのときに表示される項目はデフォルトでは「最近の項目」になります。
使いやすいようにデフォルト表示項目を、よく使う項目に変更しましょう。
- 画面上のメニューから「Finder」をクリックして「環境設定」を選択する

- 「新規Finderウィンドウで次を表示」で好きなフォルダを指定できます。ここでは「書類」を選択しました。

これでcommand
+ N
で新規Finderウィンドウを開いたときに「書類」が開いていることを確認します。
Finderを初めて開こうとする場合、command
+ N
だと他のショートカットと競合してSafariが起動したりするので別のショートカットを使用します。以下の記事を参照してください。

さいごに
MacのFinderはデフォルトだととても使いにくいです。
Macを新しく買ったら使いやすくなるように設定を変更しましょう。
作業効率がアップします!
Windowsユーザは、はじめてMacを使うとWindowsとの違いにとても戸惑うと思います。
Windowsのエクスプローラー風にFinderを使えるように設定を変更しておくと使いやすくなります。
他にも色々カスタマイズできますが、今回ご紹介した6つの設定をしておくととても使いやすくなります。
是非試してみてください。


