2歳の娘にピーナッツアレルギーがあることが分かり大学病院で食物負荷試験をやることになりました。
近くの小児科で大学病院の紹介状を書いてもらい受診してから、負荷試験の予約が取れたのが半年後でした。
大学病院はすぐに予約が取れないですね。
最初の受診から半年後にまず、問診や血液検査などを行い、1週間後にいよいよピーナッツ負荷試験になりました。
コロナの影響で付き添いは1人しかできないため、今回は父が娘と一緒に病院へ向かいました。
病院へ行くのが怖いのと、がんばるという気持ちが交互にゆらいでいて娘も不安なようです。
食物負荷試験てどんな感じでやるのでしょうか?
娘はおとなしくしていられるか?
いろいろ心配なことばかり。
今回はどんな感じで負荷試験をやっていったかレポートしていきます。
娘のピーナツアレルギーが発症したときの話は以下をご覧ください。
外来受付と負荷試験前の診察
11時に病院へ行って受付と入院手続き(食物負荷試験は日帰り入院という扱いになりました)をやります。
その後、小児科へ向かって受付。
体温計を渡され検温。
10分くらい待って次は身長と体重測定。
ここで娘は大泣き。
また10分ほど待って診察室へと呼ばれます。
今日の体調を聞かれ前回の血液検査の結果を報告されます。
血液検査の結果は、「半年前の初診の時にやった血液検査より数値は減ってきているので今日の食物負荷試験もそんなにアレルギー反応はでないと思います」とのことでした。
聴診器でお腹と背中と、のどの状態を確認して診察は終了。
またまた娘は大泣き。
小児病棟へ移動
またまた10分ほど待って12時くらいに入院病棟へ移動することになりました。
食物負荷試験の予定は、13時に1回目のピーナッツバターをパンにつけて摂取します。
50分あけて13時50分に2回目のピーナッツバターの摂取。
50分あけて14時40分に3回目のピーナッツバターの摂取。
2時間あけて16時半終了予定です。
病棟についてまた検温することになったけど、もうやりたくないと言われ検温してくれません。
病院の入り口でも検温して、小児科の受付時にも検温して、また食物負荷試験前に検温しなくちゃいけないので娘はご立腹です。
何度か看護師さんがきて様子を見てくれたけど、なかなか娘が検温させてくれないので、タブレットを持って動画を見せてくれました。
動画を見て気分が変わったのか、なんとか検温できました。
そのあと血圧を測って負荷試験までしばらく待つことになります。
負荷試験で使うピーナッツバターは持参してきました。
看護師さんに渡して病院側でグラムを計測して、1回目の試験ではピーナッツバター1gでやることになりました。
ピーナッツ負荷試験開始
13時に1回目の負荷試験をはじめました。
最初はピーナッツバターを1gを食パンにつけて食べました。
食べて数十秒で口の中に違和感があるようで「からい」と舌をだして手で触って嫌そうです。
口の周りも赤くなってきました。
異変がでてきたので先生を呼びに行って診てもらいます。
「でちゃいましたね」ともう少し様子を見ることになりました。
また1〜2分後に右目をこするようになりだんだんと腫れてきました。
その後、もう1度先生に診てもらって「2回目はできないですね」とここで食物負荷試験はストップになってしまいました。
娘はピーナッツのアレルギー検査の結果はそんなにひどくないので、「ここまで症状がでるのは珍しい」と言われました。
子どもにとっては過酷なテストですね。
ピーナッツ負荷試験途中終了
ピーナッツバター1gでアレルギー反応がでてしまったので、2回目やると入院しなくちゃいけなくなってしまうとのことで負荷試験は終了となりました。
ザイザルを飲んで氷で目を冷やしてしばらく様子を見ることになりました。
目はかゆそうですが体の方には蕁麻疹はでなくて悪化することはなさそうです。
今後の方針
今後の方針としてピーナッツを食べれるようにしていきたいかどうか聞かれ、「食べれるようにしていきたい」と希望を伝えました。
次回の外来の予約とそれまでのプランを作ってくると言われまたしばらく待ちます。
娘は「ママが良い」と泣いて父困惑。
看護師さんの許可を得て廊下をベビーカーでお散歩して気を紛らわして機嫌を直してもらいました。
そのうち疲れて寝てしまいました。
今後はピーナッツバターを0.2gから初めて問題なければ2週間後に0.1g増量させていくことになりました。
MAX1gまで増やしていきます。。
「ピーナッツバターを食べる時は、必ずかかりつけの病院がやっているときに実施してください」とのことです。
ピーナッツ負荷試験さいごに
さいごに忘れ物がないか看護師さんがベットの確認をして終了となりました。
15時半に病院を出ることができました。
妻から聞いていた話では、負荷試験の間は動くと結果が変わるかもしれないからベッドに固定されるかもと聞かされていたので心配していましたがそんな事は無かったです。
実際はベッドで自由に動けたし、泣いてしまったら廊下を散歩できました。
病棟の外にはでないでくださいとは言われましたが、比較的自由でした。
コロナの影響で1人しか付き添えなかったので心配でしたがなんとかなりました。
ピーナッツアレルギーはアナフィラキシーショックを起こすことがあり、できれば食べれるようになってほしいと思っています。
娘にとっては辛いですががんばっていきたいと思います。