【アレルギー】1歳娘がピーナッツでじんましん発症!大学病院受診の記録

娘が1歳3ヶ月の時にピーナッツアレルギーが発覚しました。

大人がピーナッツバターを食べていたところ、目を離したすきに娘がフタをなめてしまい、みるみる顔がおかしくなっていきました。

突然のことであせりながらもなんとか近くの病院へ行ったところ、待合室で待っている間にじんましんも消えていたので一安心しました。
先生が「少しづつ食べていけば食べられるようになるよ」と軽い感じで言うので大して気にせず放っておいてしまいました。

ピーナッツアレルギーは微量でもアナフィラキシーを引き起こしやすいアレルゲンなので注意が必要です!

その後、またピーナッツバターのフタをなめてしまい、じんましんが再発しました。

そこで、もうすこし専門的な病院へ受診したところ、先生から「ピーナッツはアナフィラキシーショックになることもあって危険なので専門の医師のもとに計画的に対応していかないといけない」と怒られてしまいました。

子どもにアレルギーがでたらどうすればいいのかと不安になると思います。
私たちが経験した、アレルギー発症から大学病院で食物負荷試験をやるまでの流れを記録していきます。

目次

1歳の娘がピーナッツバターをなめてじんましん発症

ピーナッツアレルギー検査

娘が1歳3ヶ月の頃、いつものように妻が娘を膝の上にかかけて朝食を食べていました。

だんだん活発になってきた娘が気づくとピーナッツバターの蓋をくわえていて、「これはごはんじゃないよ」と蓋を取り上げてそのまま食事を続けてました。

しかしその後、ほんの数十秒くらいで娘の顔が赤くなってきて「なんかおかしいよね」と言っているうちにみるみる悪化していってしまう。

こんな日に限って日曜日、かかりつけの病院はお休みです。
急いで調べて近くの救急病院へ電話をかけてやっているか確認しました。

その間も娘は泣いてこっちも焦ってパニック状態。

スマホで検索して日曜日も空いている病院を見つけて電話をかけて、受付の人に場所をしたら近所の病院ではなかったりとさらに慌てます。

そうしたら電話の対応をしてくれた女性が緊急時にやっている病院を探してくれる電話番号を教えてくれたので急いで電話をかけてやっと近くの病院を見つけることができました。

川崎市在住なので、緊急の場合は川崎市救急医療情報センターへ電話をかけると日曜日でも対応できる近くの病院を教えてくれます。
TEL:044-739-1919(オペレーターによる対応)

教えてくれた病院へいって順番がくるまで待っている間に、娘のアレルギー症状もだんだんと治まってきました。
病院でアレルギーでた時に飲む薬を処方してもらい、「少しずつ慣れさせた方が良い」と言われました。
軽い感じで言われたので、そのまま特に何もしないでいました。

またもピーナッツバターをなめる!2度目のアレルギー反応

2歳になったばかりの頃にまたピーナッツバターの蓋をなめてしまいアレルギー反応がでてしまいました。
今回は平日だったのでいつも行っている小児皮膚科とアレルギー科のある病院へいってきました。

先生は「ピーナッツを少しずつ食べるようにしないと大人になって食べられなくなる」と言われました。

「この病院では血液検査やっていないので、もし血液検査がしたいなら大学病院を紹介する」とのことでした。
※アレルギーは怖いので素人判断で食べさせないでください。

3件目の子どもクリニックへ(アレルギー科)受診

保育園で病院で言われたことを伝えてしばらくしてから園長先生と看護士さんから「園の給食ではピーナッツはでないけど、遠足とかで子ども同士でお菓子の交換した時に食べてしまう可能性があるから、一度ちゃんと調べた方が良いと思う」と言われアレルギー専門の病院を探してみることにしました。

3件目の病院でこれまでの経緯と「少しずつピーナッツを食べさせていった方が良いと言われピーナッツ入りのお菓子を食べさせてみた」と言ったところ、「素人判断でピーナッツを食べさせては危険だ!」と怒られました。

それまでの先生は「少しずつ食べさせてください」と特に細かく言われませんでした。
病院によって対応が異なるので気をつけてください。

アレルギーの場合は、行きつけの小児科ではなくアレルギーに特化した小児科を探して受信したほうが良いです!

先生が「血液検査をしてみましょう」と言うことで検査をしてみることにしました。
ここの病院では安全に行うために体を拘束して採血をやるそうです。

「えっ!」て思いましたが任せるしかないのでお願いしました。

別室で1人で行うため娘とお別れ。
全然泣き声が聞こえてこない!?

以外にもけろっと戻ってきた娘。怖かったけどがんばったようです。

後日、検査の結果を聞きに再度受診。
数値的には高くはないけどピーナッツで反応がでていました。
他のナッツ類は大丈夫でした。

大学病院で食べる量を調整しながらやっていけば食べれるようになるとのことで、大学病院を紹介してもらいました。

アレルギーの治療に向けて大学病院へ受診

ピーナッツバター

紹介状をもらって早速大学病院へいってきました。

最初に問診してから血液検査。
また注射になってかわいそう。

大学病院の血液検査の結果もアレルギーの反応がでているのはピーナッツだけ。
次回、食物負荷試験を行うことになりました。

ピーナッツバターを少し食べてみて様子を見て、少し時間をあけてまた食べるというのを3回行うそうで、もしアレルギー反応がひどくでてしまった場合は入院もあるかもしれないとのことです。

食物負荷試験の予約が取れたのは半年後!だいぶ先になります。

アレルギー食物負荷試験へ

大学病院に初めて受診してから半年後、やっと食物負荷試験がやってきました。
まずはまた問診と血液検査。

またやらないといけないのです。

スイカやトマトを食べた時にも口の周りが少し赤くなることがあるので伝えるとアレルギーとのことでした。
一緒に検査してくれるようです。

今回は他にもハウスダストや花粉なども見てくれました。

そのあと別室で入院の説明を受けることになるも、途中で娘は飽きてしまって騒ぎだし、「あとは案内を読んでおいてください」と中断。

それでも40分くらいは説明がありました。

今回は母と娘で行ったのですが、夫婦一緒に行ける時にしないとダメですね。
1週間後にいよいよピーナッツバターの食物負荷試験となります。

11時に受付を済ませてから13時から試験開始となります。
食物負荷試験1回目はピーナッツバター1gからスタート。

すぐに口の中に違和感がでてきて舌を出して手でかきむしるようにしています。
口の周りも赤くなり、時間がたつにつれて右目も赤く腫れてきました。

「帰りたい!」と泣いて先生をにらめつけて怒ってます。

薬を飲んでしばらく様子をみることになりました。
その後、アレルギー反応が強くでたとのことで、2回目以降の負荷試験は中止となってしまいました。

先生から「今後の自宅で少しずつピーナッツバターを食べさせて慣らしていきましょうと」家での計画を教えてもらいました。
「最初はピーナッツバター0.2gを毎日食べるようにしましょう」とのことでした。
その後2週間後に0.1g増やしていき、MAX1gまで少しづつ量を増やして行くことになりました。

また3ヶ月後に受診の予約をして試験終了となりました。

娘もよくがんばりました。

さいごに

3〜4組一緒に食物負荷試験を受けると聞いていたので一緒にやるのかと思ったら、別々の部屋になっていました。

娘が案内された部屋は6人部屋で他の病気で入院している子がいる中での試験になり、かなりうるさくしてしまったと思います。

5年生と年長さんがいて優しくみんなに話しかけてくれたり病院のことを教えてくれたり和ませてくれました。

食物負荷試験は時間がかかり大変です。
アレルゲンを食べて反応がでるのを待って、また食べてを繰り返すので娘が退屈しないか心配でしたが、周りの子達が話してくれたり、看護師さんがタブレットを貸してくれて動画を見たりと、意外にも待ち時間はあっという間に過ぎてしまいました。

うちの娘は1回でアレルギー反応がでてしまって2回目以降は中止となってしまいましたが、子どもにとっては過酷な試験ですね。

アレルギー反応がでると分かっている食べ物を食べなくちゃいけないのはかわいそうです。

ピーナッツは治りづらく食べ続けていないといけないようなので娘にはすごい負荷のかかることをしていかないといけないのかと思うとやらなくてもいいのかなと思ってしまいます。

でも小さいうちはピーナッツが入っているのを分からないです食べてしまう可能性があるのでなんとか克服していきたいという願いもあります。

ピーナッツを食べていく療法をこれからやっていくのでまたレポートしていきます。

もしお子さんアレルギー反応がでてしまった場合はかなり焦ると思うので、緊急時の相談できる窓口を探しておくといいと思います。

川崎市だと川崎市救急医療情報センターに連絡すると休日や夜間でもやっている病院を教えてくれます。
TEL:044-739-1919(オペレーターによる対応)

お子さんの呼吸や意識がおかしい場合は119番へ電話をしてください。

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