複数のファイルを開いて作業している時に、頻繁にファイルを切り替えながら作業するときがあります。
Windowsユーザが、Macで作業していると意図する動作にならずにイラッとしませんか??
例えば、Excelで2つのファイルを開いている時にファイルAとファイルBを切り替えながら作業をしたい!
Macでウィンドウを切り替えるショートカットキーは⌘Command
+Tab
になります。
しかしMacでウィンドウを切り替えるショートカットは、アプリケーションの切り替えになります。
Windowsのウィンドウ切り替えショートカットキーAlt
+Tab
は、開いているウィンドウを順番に切り替えてくれます。
MacでもWindowsのAlt
+Tab
のように動作する方法を解説していきます。
簡単に説明しておくと、Macでは2段階に分けて操作する必要があります。
⌘Command
+Tab
でアプリケーションの切り替えを行う⌘Command
+@
で同一アプリケーション内のウィンドウ切り替えを行う
Macでウィンドウ切り替えショートカットの動きを確認
まずはじめに、Macでウィンドウ切り替えのショートカットはどのように動作するか確認していきます。
Macで⌘Command
+Tab
した場合の動作は、上の画像のように「アプリの切替え」となっています。
同一アプリで複数のウィンドウを立ち上げている場合には対応できません。
例えば、Finder①、Finder②とテキストエディタ①、テキストエディタ②と4つのウィンドウを開いていたとします。
Macでウィンドウ切り替えショートカットキーを実行するとFinder① → テキストエディタ①という順番で切り替わっていきます。
Finder① → Finder② → テキストエディタ① → テキストエディタ②という順番で切り替えたい!
MacでWindowsのようなウィンドウ切り替えする方法を解説していきます。
ショートカットキーの確認方法と変更方法
同一アプリ内のウィンドウ切り替え方法について以下の2点を解説していきます。
- ショートカットキーの確認方法
- ショートカットキーの変更方法
ネットで調べたところ⌘Command
+F1
で同一アプリ内のウィンドウ切り替えができると書いてあるページがいくつかありました。
試したところできなかったのでもう少し調べてみました。
Macの環境によりショートカットの設定が違うようです。
macOS Venturaバージョンのやり方
MacBook Air(M1,2020)
macOS Venturaバージョン13.1
画面左上のリンゴのマークをクリックし「システム設定」を選択してください。
キーボードショートカットボタンをクリックしてください。
「次のウインドウを操作対象にする」を確認してください。
「次のウインドウを操作対象にする」の右側をダブルクリックします。
お好みのショートカットキーを入力してください。
ここではWindows風のキー操作になるように、⌥option
+Tab
と入力します。
以上で完了です。
同一アプリ内で複数のウィンドウを開いているとき、⌥option
+Tab
でウィンドウの切り替えができるようになっています。
確認してみてください。
macOS Montereryバージョンのやり方
MacBook Air(M1,2020)
macOS Montereryバージョン12.1
「次のウインドウを操作対象にする」の右側をダブルクリックします。
お好みのショートカットキーを入力してください。
ここではWindows風のキー操作になるように、⌥option
+Tab
と入力します。
以上で完了です。
同一アプリ内で複数のウィンドウを開いているとき、⌥option
+Tab
でウィンドウの切り替えができるようになっています。
確認してみてください。
さいごに
Macでウィンドウを切り替えるショートカットキーは⌘Command
+Tab
になります。
しかしMacでウィンドウを切り替えるショートカットは「アプリケーションの切替え」になります。
Windowsユーザは思うように動作してくれず困っているのではないでしょうか?
MacでもWindowsのようにウィンドウを切り替える方法を解説していきました。
MacではWindowsのようにはウィンドウ切り替えができませんが、なんとか近い動きをできるようになります。
参考になれば幸いです。
最小化したアプリを再表示させるショートカットコマンド
1度最小化したアプリを⌘Command
+Tab
で再表示することができません。
再表示させるショートカットは以下の記事を参照してください。
他にも使いやすくカスタムする方法があるので参考にしてみてください。